「大会のルール、子どもにちゃんと説明できるかな……」
「当日、恥をかかせたくない」
初めてG3大会に挑戦する子どもを連れて、ルールを調べきれないまま当日を迎えようとする親は少なくありません。
ルールが分からないまま大会に向かうと、親も子どもも不安なまま当日を迎えることになりますよね。

G3大会は参加費無料で貸出もあるから安心だよ
そんな親子ブレーダーに向けて、本記事では勝敗を決める4つの決まり手、G1・G2・G3の違い、当日の流れ、3on3のデッキ条件、持ち込めるベイの条件を解説します。
- 勝敗を決める4つの決まり手とポイント配分
- G1・G2・G3それぞれの参加資格と費用の違い
- ベイチェックからバトルまでの当日の流れ
- 3on3・チーム戦でのデッキの組み方とパーツ制限
- 持ち込めるベイの改造・塗装・シールの範囲
最後まで読むことで、当日の流れとG1・G2・G3の違いが分かります。
親子で安心して大会に参加できるよう、ぜひ参考にしてください。
3on3デッキケース(BX-12)は、3個のベイをバトルの順番通りに収納でき、ベイチェックの提出もスムーズになるアイテムです。
G3のベスト4から始まる3on3バトルに備えて、価格や在庫を確認してみてください。
ベイブレードXの大会ルールは「レギュレーション」が基準


ベイブレードXの公式大会は、すべて「ベイブレードエックス レギュレーション」という共通ルールに沿って行われます。
大会によって細かい進行が変わっても、勝敗の決め方や禁止事項の土台はこのレギュレーションで統一されています。
まず押さえておきたい2つのポイントは以下の通りです。
- レギュレーションとは何か
- 使用できるベイの条件
それぞれ詳しく見ていきましょう。
レギュレーションとは何か|すべての公式大会に共通するルール
「ベイブレードエックス レギュレーション」は、GP・G1・G2・G3などすべての公式大会・イベントに共通するルールです。



まずは言葉の整理から始めよう
執筆時点で最新の第12版が施行されています。
「バトル」はベイブレードで勝ち負けが決まる最小単位、「試合」は何回かのバトルを行い勝者が決まるまでを指すと整理されています。
大会ごとに予選形式や回戦数といった細かい進行は異なる場合があり、その場合はその大会の案内が優先されます。
使用できるベイは「2023年7月以降発売のベイブレードエックスシリーズ」のみ
使用できるのは、2023年7月以降に日本国内で発売・配布された「ベイブレードエックス」シリーズのみです。



旧シリーズのベイは持ち込めないよ
旧シリーズのベイ・ランチャー・スタジアム・装飾品は持ち込めません。
ベイはブレード・ラチェット・ビットの組み合わせで、ブレードにはロックチップやメインブレード、アシストブレードといった公式の呼び方があります。
| 区分 | 大会での使用可否 |
|---|---|
| ベイブレードエックスシリーズ(2023年7月以降発売) | 使用できる |
| 旧シリーズのベイ・ランチャー・スタジアム・装飾品 | 使用できない |
パーツの正式名称や構造をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で整理しています。
G1・G2・G3の違い一覧|資格・費用・形式を比較


ベイブレードXの公式大会には、GP・G1・G2・G3の4つのグレードがあります。
このうち親子が主に関わるのはG3・G2・G1の3つです。
G3は毎月無料で参加できる身近な大会、G1はGP出場をかけた抽選制の予選という違いがあります。
3つのグレードは以下の通りです。
- G3|毎月開催・参加費無料でいちばん身近な大会
- G2|タッグ戦・チーム戦もある大会
- G1|GP出場をかけた抽選制の予選大会
それぞれの特徴を見ていきましょう。
G3|毎月開催・参加費無料でいちばん身近な大会
G3は、B4ストア(公認店)で毎月開催されている、参加費無料の大会です。



初めての大会デビューはG3が定番だよ
レギュラークラス(6〜12歳)とオープンクラス(6歳以上)に分かれ、年齢は開催日時点で判定されます。
ベイブレードの貸出もあるため、手ぶらでも参加できます。
形式は個人トーナメント制で、ベスト4からは3on3バトルになるのが基本です。
大会によって進行が異なる場合もあるので、その大会の案内を確認するのが確実です。
筆者も子どもと初めてG3大会に申し込んだとき、レギュラークラスとオープンクラスのどちらで登録すればいいのか迷い、店舗のスタッフに確認して教えてもらいました。
年齢の区分さえ分かれば、申し込み自体はシンプルでした。
大会の探し方や当日の持ち物は、以下の記事で詳しく整理しています。
G2|G3よりやや規模が大きい大会でタッグ・チーム戦もあり
G2は、G3よりやや規模が大きく、タッグ戦やチーム戦もある大会です。



仲間と組んで戦えるのがG2の魅力だよ
B4ストアカップG2・出張G2・エクストリームカップG2・コラボG2などがあり、開催は不定期です。
開催の目安は参加人数128名以上で、レギュラー・オープンに加えてタッグ戦(2人1組)・チーム戦(3人1組)の形式もあります。
G3と同様にベイブレードの貸出があるので、パーツが足りない場合でも安心です。
G1|GP出場をかけた抽選制の予選大会
G1(X-TREME CUP G1)は、事前応募・抽選制で行われる、GP出場をかけた予選大会です。



ガチ勢の親子が目指す舞台だよ
2026年は全国各地でレギュラー4大会・オープン4大会が開催されました。
参加費はレギュラーが無料、オープンは2026年の予選では3,000円でした。
レギュラーは6〜12歳限定、オープンは6歳以上が対象です。
1〜2回戦はインフィニティスタジアムの2人バトル・4ポイント先取で対戦します。
3回戦以降はエクストリームスタジアムの2人バトル・4ポイント先取に変わり、定員は最大512名のトーナメント制です。
各予選の上位2名は「GP 2026 TOKYO」に進出し、優勝者はさらに「GP FINAL 2026 in BANGKOK」を目指します。
GPはG1を勝ち抜いた先にある頂点の舞台という位置づけで、詳しい進行は大会ごとに案内されます。
| グレード | 開催頻度 | 参加費 | 参加資格 | 貸出 |
|---|---|---|---|---|
| G1 | 2026年は全国で開催 | レギュラー無料/オープン3,000円(2026年) | レギュラー6〜12歳・オープン6歳以上(抽選) | あり |
| G2 | 不定期 | 各イベントによる | レギュラー/オープン/タッグ戦/チーム戦 | あり |
| G3 | 毎月 | 無料 | レギュラー/オープン/タッグ戦/チーム戦 | あり |
勝敗の決まり方|4つの決まり手とポイント表


ベイブレードXのバトルは、4ポイントを先取した方が勝利します。
決まり手は4種類あり、それぞれポイントの重さが違うので、狙う決まり方で戦い方も変わってきます。
特に押さえておきたいのは、次の2つです。
- 4つの決まり手とポイント
- 引き分け・リバース・シュートミス2回のルール
順番に確認していきましょう。
4つの決まり手とポイント(エクストリーム/オーバー/バースト/スピン)
相手よりバトルゾーンの中で回り続けたベイが勝利し、4ポイントを先取した方が試合に勝ちます。
大会によって基準が異なる場合は、その大会の案内が優先されます。



ポイントの重さを覚えておくと戦略が立てやすいよ
| 決まり手 | 定義 | ポイント |
|---|---|---|
| エクストリームフィニッシュ | 相手のベイ全体がエクストリームゾーンに入り、バトルゾーンに戻ってこれない状態 | 3pt |
| オーバーフィニッシュ | 相手のベイ全体がオーバーゾーンに入り、バトルゾーンに戻ってこれない状態 | 2pt |
| バーストフィニッシュ | 自分のベイより先に相手のパーツが外れ、分離した状態 | 2pt |
| スピンフィニッシュ | 自分より先に、相手ベイの回転速度が0になった状態 | 1pt |
バレットグリフォンから分離したバレットは、勝敗の判定には含まれません。
複数の決まり手が同時に見えても、先に発生した決まり手が優先されます。
引き分け・リバース・シュートミス2回のルール
同時に決まり手が起きたとジャッジが判断した場合は、引き分けとなり再バトルを行います。



戻ってきたら続行というのは意外と知らない人が多いよ
リバースは、エクストリームゾーンやオーバーゾーンに一度入った、またはスタジアム外に一度出たベイが、回転を保ったままバトルゾーンに戻ってきた状態です。
この場合はフィニッシュ・やり直しの判定が取り消され、バトルが続行されます。
同じバトルでシュートミス・フライング・後出しが合計2回になると、相手に1ポイントが入りバトルはやり直しです。
ポイントが入った時点で、それまでのミスの記録は取り消される仕組みです。
大会当日の流れ|ベイチェックからバトルまで5ステップ


大会当日は、ベイチェックからバトル開始まで、5つのステップで進みます。
手順を先に知っておくだけで、当日の緊張はだいぶ和らぎます。
5つのステップは、大きく3つの場面に分けられる流れです。
- ①②|ベイチェックとランチャーチェック
- ③④|シュートポジションと掛け声のタイミング
- ⑤|バトル開始とスタジアムのゾーン
順番に見ていきましょう。
①ベイチェックと②ランチャーチェック
ベイチェックで認められるのは、純正パーツの組み替え改造だけです。



組み直しは自分の手で行うルールだよ
ジャッジは、ブレード・ロックチップ・メインブレード・オーバーブレード・メタルブレード・アシストブレード・ラチェット・ビットをそれぞれ外して確認します。
確認したパーツは組み立てずに使用者へ渡され、そこから自分でベイを組み直します。
対戦者同士は相手にベイを渡さず、お互いのベイの表裏を見せ合って確認します。
バトルの間でのベイやパーツの交換はできず、交換できるのは対戦相手が変わったときだけです。
ランチャーチェックも同じ考え方で行われ、ランチャーやグリップを交換した場合はチェックをやり直します。
③シュートポジションと④掛け声のタイミング
シュートポジション(レフト・ライト・センター)は、じゃんけんなど公平な方法で決めます。
一度選んだポジションは、その試合の間は変更できません。



掛け声のリズムは練習で慣れておこう
シュートは「スリー、ツー、ワン、ゴーシュート」の掛け声に合わせて行い、「シュート」と言っている間にシュートするのが正解です。
言い始める前はフライング、言い切った後は後出しと判定されます。
スタジアム本体から20cm以下の高さからシュートし、シュートエリアを通過させます。
ベイをスタジアムに接地させたままシュートすることはできません。
筆者の子どもも初めての大会では掛け声のタイミングがつかめず、「シュート」と言われる前にシュートしてフライングの注意を受けたことがあります。
次の試合からは声に出してリズムを練習し、フライングをしなくなりました。
⑤バトル開始とスタジアムのゾーン


全てのベイがシュートエリアを通過し、スタジアムに触れた時点でバトルが始まります。
ジャッジが許可するまで、スタジアムやスタジアム内のベイには触れません。



スタジアムごとにゾーンの位置が違うよ
スタジアムは3種類あり、オーバーゾーン・エクストリームゾーン・バトルゾーンの位置がそれぞれ異なります。
| スタジアム | オーバーゾーン | エクストリームゾーン | バトルゾーン |
|---|---|---|---|
| エクストリームスタジアム | 手前の左右2か所のポケット | 手前中央の穴 | それ以外 |
| ワイドエクストリームスタジアム | 手前中央の穴 | 奥の左右2か所の穴 | それ以外 |
| インフィニティスタジアム | 手前と奥の左右4か所のポケット | 手前と奥の中央2か所の穴 | それ以外 |
本番と同じ環境で練習しておくと、当日のシュートポジションにも慣れやすくなります。
気になる方はチェックしてみてください。
自宅で同じ環境を再現して練習したい方は、以下の記事で紹介しています。
3on3バトルとチーム戦のルール|デッキの組み方


3on3バトルは、3個のベイを順番にデッキケースへ入れて戦う形式です。
3個のベイに同じパーツを重複させられない点が、デッキ作りでいちばん間違えやすいポイントです。
ここでは、次の2つを確認していきます。
- 3on3バトルの準備とポイント制
- タッグ戦・チーム戦の勝ち抜き方式
それぞれ確認していきましょう。
3on3バトルの準備とポイント制
3on3バトルでは、3個のベイをバトルさせる順番にデッキケースへ入れてベイチェックを受けます。
合計4ポイントを先取したブレーダーが勝利します。



色違いも同じパーツ扱いだから注意してね
3個のベイの中に同じパーツは複数使用できません。
色違いでも同じパーツとみなされますが、カスタムラインのロックチップのうち「ワルキューレ」「エンペラー」だけはそれぞれ1個ずつ使用できます。
引き分けの場合は同じ番号のベイで再バトルし、3回で決まらなければ順番を組み直して続行します。
3個用意できないときは、ジャッジから借りた貸出ベイ1個だけで全バトルを行うのがルールです。
3個のベイの組み合わせを考えるなら、専用のデッキケースがあると本番でも順番を崩さずに提出できて安心です。
候補の一つとして価格や在庫を見てみてください。
3つのベイの組み合わせで迷ったら、以下の記事のランキングも参考にしてください。
タッグ戦・チーム戦の勝ち抜き方式
タッグ戦(2人1組)とチーム戦(3人1組)は、人数分のベイを順番にデッキケースへ入れてベイチェックを受けます。



交代のタイミングもチーム戦の見どころだよ
使用するベイに同じパーツは複数使用できません。
色違いも同じ扱いで、ロックチップの例外は3on3バトルと同じです。
各バトルは2ポイント先取制の勝ち抜き戦で、勝ったブレーダーは次のバトルに進み、負けたブレーダーは次のメンバーに交代します。
先に相手チーム全員を倒したチームが勝利で、対戦相手が変わるとポイントは引き継がれません。
初めてチーム戦に参加したとき、デッキケースに入れる順番と「同じパーツ不可」のルールを直前まで確認しておらず、受付前に慌てて構成を組み直したことがあります。
今では出発前に親子でルールを読み合わせるようにしています。
持ち込めるベイの条件|改造・塗装・シールの制限
大会に持ち込めるのは、純正パーツを組み替えただけのベイです。
分解・加工や、性能を変える塗装・シールは大会では認められません。
ここでは、次の2つのポイントを解説します。
- 純正パーツの組み替えだけがOK
- 殿堂入りパーツの扱い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
純正パーツの組み替えだけがOK(分解・加工・塗装・シールの制限)
認められるのは「ベイブレードエックス」シリーズの純正パーツを組み替える改造だけです。



指定箇所だけは塗装できるよ
純正パーツの分解・加工や、本来の性能が変化・増幅したパーツの使用は禁止されています。
塗装は原則禁止ですが、性能や接触部分に影響しない範囲で、各パーツの指定箇所には塗装できます。
シールも同様に原則禁止で、公式配布以外のシールや性能が変わるもの、接触部分への貼り付けはできません。
ユニークラインのギヤチップなど、開封時点で貼られているシールの上に1枚だけ貼ることは認められています。
| 項目 | できること・できないこと |
|---|---|
| 組み替え | できる |
| 分解・加工 | できない |
| 塗装 | 指定箇所のみできる |
| シール | 公式配布のシール以外は原則できない |
ルールの範囲内でどこまで工夫できるか気になる方は、以下の記事で組み合わせ例を紹介しています。
殿堂入りパーツの扱い(執筆時点ではなし)
殿堂入りパーツは、ベイを1つのみ使用する1ベイ戦では使用できません。
3on3バトルやチーム戦など、複数のベイを使う試合では使用できます。



1ベイ戦と3on3でルールが変わるよ
半年に一度を目安に見直しが行われ、執筆時点では殿堂入りパーツの指定はありません。
次回の見直し結果は2027年に発表される予定で、最新の指定状況は公式サイトで確認するのが確実です。
失格・ペナルティになる行為と保護者のマナー


不正な改造や、故意と判断される不正・悪質なバトル妨害は、ジャッジの判断で失格になります。
ジャッジが勝敗を宣告する前にスタジアム内のベイへ触れると、その試合は負けになります。
シュートや判定はすべてジャッジの判断に従うのが原則で、判定基準の細部もジャッジの判断次第です。
保護者向けには、勝敗やジャッジの判断で怒ったり暴言を吐かないことが公式に案内されています。
過度な応援や店舗への問い合わせを控え、スタッフやジャッジの案内に従うことも大切なマナーといえます。
親子で気持ちよく大会を楽しむためにも、当日はこうしたマナーを意識しておきましょう。
ベイブレードX 大会ルールでよくある質問
まとめ|ルールを理解して親子で大会を楽しもう
大会ルールは覚えることが多く見えますが、要点を押さえれば当日の不安はぐっと減ります。
- 勝敗は4ポイント先取。決まり手はエクストリーム・オーバー・バースト・スピンの4種
- G3は毎月開催・参加費無料。G1はGP出場をかけた抽選制の予選
- 当日はベイチェック→ランチャーチェック→シュートポジション→掛け声→バトル開始の流れ
- 3on3・タッグ戦・チーム戦は、同じパーツを複数使用できないデッキ作りがカギ
- 持ち込めるのは純正パーツの組み替えのみ。殿堂入りパーツは執筆時点で指定なし
ルールの土台さえ押さえておけば、あとは親子で当日を楽しむだけです。
ルールが分かっても、当日の持ち物や道具の準備に不安が残る人もいますよね。
グリップやケースを揃えておくと、当日の準備がスムーズになります。
まとめて持ち運べるギアケースを、大会デビューの前に揃えておきましょう。









